目次
ファンダメンタル分析
- トランプ大統領はFRB議長へ利下げを要求する直筆の書簡を送付
- FRBの中立性に市場は疑問、ドル売りが強まる
- 日米貿易交渉は行き詰まり、30~35%の関税を検討と報道
- ゴールドは2日間で80ドル上昇、米ドルから資産が流入か
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は61.8%の水準をした抜けて、一時143円を割って推移した。さすがにショートカバーが発生したが、61.8%が抵抗線となっていることが確認でき、売り圧力も一定程度確認できる。
トランプ大統領がFRB議長に直筆の書簡を送付し、利下げを要求したことは、相当ショックが大きい。明らかにFRBの中立性に疑問を抱かせる行為となる。市場はドル売りで反応し、ドル円は相対的に売られた。
今後、トランプ政権があり続ける限り、利下げ路線は明白だろう。相対的にドル売り、日本円買いとなりそうだ。

デイトレード戦略(1時間足)
1時間足を見ると、61.8%で明確に反落している。61.8%を上回らない限り、売り目線で取引したい。24移動平均線を上回っているため、24移動平均線を下回ったことを確認してからエントリーを検討するのがいいだろう。
RSIは50付近で推移しており、買い圧力と売り圧力が拮抗している。
デイトレード方針は、24移動平均線を割った段階で売りエントリー、142.85円付近で利益確定、24移動平均線を上回ったらストップロスという短期取引を検討したい。ADP雇用統計で変動が大きくなる可能性があるため、注意したい。

サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
143.78円・・61.8%
142.68円・・昨日の安値
市場センチメント
USDJPY 売り:39% 買い:61%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 予定時刻 |
米ADP雇用統計 | 21:15 |
ECBラガルド総裁講演 | 23:15 |
米原油在庫量 | 23:30 |