目次
ファンダメンタル分析
- 米ADP雇用統計は-3万3000人、予想9万5000人を大きく下回る
- 本日の米雇用統計で弱めの数値が発表されるかに注目
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは8日続伸となっていたが、やや息切れし始めているようだ。1.18ドル付近が重たくなっている。6月下旬の1.15ドルから300Pips以上も上昇しており、市場センチメントでは86%が売りポジションとなっている。高値警戒感もあり、反落しやすいのではないか。
しかし、昨日のADP雇用統計は予想外の-3万3000人となり、米景気悪化も織り込み始めるだろう。利下げ期待の高まりで上昇していた米株価も景気悪化となれば、下落に転じると予想できる。
ある程度の調整はありそうだが、結局はドル売りになり、ユーロドルは相対的に上昇する可能性がある。

デイトレード戦略(1時間足)
1時間足では10移動平均線が支持線となっている。やや下落傾向が強くなっており、1.176ドルまでは下落する可能性を想定したい。RSIが50付近になれば、押し目買いの可能性もあるが、売りポジションが増えていることからRSIが30付近になるまで待ったほうがいいかもしれない。
本日は注目度の高い米雇用統計が発表される。ボラティリティが大きくなるため、現順に警戒したい。デイトレード方針は、様子見としたい。
サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
1.18ドル・・ラウンドナンバー
市場センチメント
EURUSD 売り:84% 買い:16%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 予定時刻 |
米・雇用統計 | 21:30 |
米・購買担当者景気指数(PMI) | 22:45 |
米・ISM非製造業景気指数 | 23:00 |