目次
ファンダメンタル分析
- 米格付け引き下げの影響が出始めているか、円高基調
- 日銀副総裁の利上げ継続方針の表明も円高要因
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。
ドル円は26日移動平均線を割って推移しており、下落基調が強まっている。オレンジ色の部分を見ると、大陽線が出現しているものの、3日連続で続落。陽線の安値を割り込んだ。
米株は非常に小幅な推移が継続しており、方向感がない。しかし、ドル円は下落基調が継続しているように見える。
直近安値は割っているため、再び下落トレンドに転換。143円台に突入するかに注目したい。

デイトレード戦略(1時間足)
ドル円の1時間足チャートを分析する。26移動平均線で反落し、144.25円付近まで下落している。144円前半では、押し目買いの動きもあるが、全体の流れとしては下落基調だ。144.10円を割るかどうかに注目したい。
RSIをみると、50で2回反落し、現在は38となっている。まだ下落の余地はありそうだ。
デイトレード方針としては売りエントリー、144.50円付近でエントリー、145円でストップ、144円付近での決済の流れを想定する。

サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
144.40円・・昨日の安値付近
市場センチメント
USDJPY 売り:46% 買い:54%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 予定時刻 |
英・消費者物価指数 | 15:00 |
米・MBA住宅ローン申請指数 | 20:00 |
米・石油在庫統計 | 23:30 |

Shu Fujiyasu Jr.(シュウ・フジヤス・ジュニア)
認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe)取得
FXや先物取引の第一線で20年以上の経験を持つ現役トレーダー。ファイナンシャルプランナーの資格保有者。電話取引の時代から取引を実践し、最近では裁量トレードから自動売買まで、幅広い手法で相場に挑み続ける。MAMトレーダーとしても実績を積み、投資家の資金を預かり運用。金融機関向けに記事を執筆するなど、トレードの枠を超えて活躍。長年培ってきた経験と独自の視点で相場を分析し、投資家の頼れるパートナーとして、時代の変化に柔軟に適応しながら、共に成長していくことを目指す。