目次
ファンダメンタル分析
- イランとイスラエルの停戦合意によりリスクオフムードが落ち着く
- ゴールドは下落、上昇トレンドラインを割り込む
- パウエルFRB議長は利下げに含みを持たせる、ドル安が進む
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを見ると、中東情勢の極度の緊張状態が緩和されたことを受けて、ゴールドは下落している。短期的な視点で考えると、上昇トレンドラインを割って推移している。フィボナッチエクスパンションの61.8%に該当する3475ドル付近の抵抗線の強さが意識されている。
大きな視点で見ると、ダブルトップが形成されつつあり、3200ドル台まで下落する可能性もある。大きなネックラインとなっている

デイトレード戦略(1時間足)
1時間足のゴールドチャートを分析すると、ボリンジャーバンドの-2σ線にタッチし、反発している。フィボナッチリトレースメントの23.6%まで上昇し、意識されている。予想外のリスクオフ局面が再開しなければ、下落基調が継続すると予想する。
3350ドル付近になれば戻り売り、3358ドル付近でストップ、3300ドルで決済という流れを想定したい。

サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
3450ドル・・重要な抵抗線
3330ドル・・フィボナッチ
3250ドル・・強い支持帯
市場センチメント
USDJPY 売り:20% 買い:80%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 予定時刻 |
豪・消費者物価指数(CPI) | 10:30 |
米・パウエルFRB議長発言 | 23:00 |
米・新築住宅販売件数 | 23:00 |