目次
ドル円は円高基調、日銀短観上振れで円買いか
デイリーマーケットレポート【2025年7月1日】
ファンダメンタル分析
- 日経平均株価は4万円台をキープも上値が重い
- 日銀短観は市場予想を上回る、円買いが強まる
- トランプ米大統領は日米貿易に次々と不満を表明
ドル円テクニカル分析
ドル円は2日続落している。ドル売りが進んでおり、相対的に円が買われやすい相場環境となっているようだ。フィボナッチエクスパンションを描画すると、上昇トレンドラインを割っており、143円台後半まで下落。61.8%が支持線として機能しているが、今後、割り込む可能性がある。
100%に該当するのは142.50円付近となる。明確に61.8%を割るタイミングに注目したい。

デイトレード戦略(1時間足)
1時間足チャートを見ると、143.50円付近まで急落後、反発し、61.8%まで戻っている。しかし、61.8%が抵抗線となっていることも確認できる。61.8%が抵抗線となったことを確認できれば、新規売り注文が入りやすくなるだろう。ただ、まだ決定的ではなく、慎重になりたい局面。
デイトレード方針では144円付近に売り指値、142.50円付近で決済、144.25円でストップとする。

サポート・レジスタンスライン
今後、考慮すべきサポート・レジスタンスラインは以下のとおり。
144円・・トレンドライン
143.80円・・フィボナッチレベル
142.50円・・フィボナッチレベル
市場センチメント
USDJPY 売り:40% 買い:60%
本日の重要経済指標
経済指標やイベント | 予定時刻 |
日本・日銀短観 | 08:50 |
ユーロ・消費者物価指数(HICP) | 18:00 |
米・FRBパウエル議長発言 | 22:30 |
米・購買担当者景気指数(PMI) | 22:45 |
米・ISM製造業景気指数 | 23:00 |