ユーロドルは高値圏で反転!下落トレンドを狙う戦略

ファンダメンタル分析

  • FOMCでは金利据え置き決定、32年ぶりに反対票
  • ドル円は急騰、日銀も金利据え置き決定
  • ユーロドルは急落中、ドル買いが強まる

ユーロドルテクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。

昨夜発表された米ADP雇用統計は市場予想を上回り好調な結果となった。ドル買いが強まり、ドル円は急騰・ユーロドルが急落の動きとなった。より動きが顕著となった要因としてはFOMCでの金利据え置きが決定されたことが挙げられる。

高値圏で形成されていた上昇ウェッジを下方向へブレイクアウトしていることが確認できる。反転のウェッジだった。MACDを見ると、ヒストグラムが0を下回っており、下落基調が強くなっている。また、RSIは50を下回って40で推移。安定的な下落基調となっており、さらなる下落余地がある。

ユーロドルはラウンドナンバーが意識される傾向にあり、1.14ドル、1.13ドル、1.12ドルなどが支持線となるだろう。また、フィボナッチエクスパンションの161.8%に該当する1.1350ドルは強い支持線となりそうだ。

【ユーロドル/日足】

デイトレード戦略(1時間足)

1時間足を見ると、やや売られすぎとなっており、反発の動きが出やすいだろう。1.14ドル前半まで下落したが、1.15ドル付近まで反発しそうだ。RSIも30を下から上へ抜けており、反転の兆候がある。

明日には関税が発動されるが、市場はすでに織り込み済みだろう。よって、1.15ドル手前での売り指値がいいのではないかと予想する。1.15ドルはラウンドナンバーであり、直近の高値でもある。

1.15ドルで売り指値、1.1525ドルでストップロス、1.1435ドルで決済をする流れをイメージする。

【ユーロドル/1時間足】

本日の重要経済指標

経済指標やイベント予定時刻
日本・植田日銀総裁 定例記者会見15:30
ユーロ圏・消費者物価指数21:00
カナダ・国内総生産(GDP)21:30
米・個人消費支出(PCE)21:30
米・失業保険申請件数21:30

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