目次
ファンダメンタル分析
- トランプ大統領、雇用統計責任者を解任
- FRB理事が辞任意向、今後のポスト空席をめぐる不透明感
- 米雇用統計が悪化、前月までの統計も大幅下方修正
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。先週発表された米雇用統計が悪化し、前月までの数値が大幅に下方修正された。関税の影響や景気減速の影響で雇用者数が激減していることが浮き彫りとなった。さらにトランプ大統領は、雇用統計を管理する労働統計局長の解任を指示。
市場はやや不安感を持ちつつも、そこまで大きくは反応していない。今週、FRB関係者から今後の利下げに言及があれば、ドル売りに転じる可能性がある。しかし、日銀の利上げ姿勢が慎重であるため、結局はドル円は上昇しやすい地合い。
上昇チャネルも発生しており、148円を上回っている。チャネルを下回れば、146円台までの戻りを想定したい。
デイトレード戦略(1時間足)
ドル円は大きく下落しており、こういった局面では反発の動きが強くなりやすい。RSIが下から30を上抜けており、148円台半ばまでは上昇する可能性がある。ロンドン市場が休みであるため、本日のメインはニューヨーク勢の動き。
米雇用統計悪化をどのように受け止めるかだ。148.54円での戻り売りを考えたい。売り指値は148.54円、決済は147.50円、ストップは148.85円。
本日の重要経済指標
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